原発

震災当時、鼻血が出て心配だったというおかあさまへ、、、

色々計算してみました。 ☆震災後の鼻血は一過性か?その後も継続か?: 1、一過性の場合:物理的な原因を疑います(鼻の内部に何らかの原因で傷ーーアレルギー反応や異物) ⇒傷が治ればOK 2、継続している場合:病的な原因を疑います⇒病院へ 震災直後の鼻…

坪倉先生の熱弁

http://www.ustream.tv/recorded/23304292 第1回原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会 今朝つくったまとめ↓ http://togetter.com/li/321998 前半に神谷先生の発表があります。 参考資料 第7回福島県県民健康調査まとめ …

参考レベルについて

おそるおそる、甲斐先生に質問をしてみました 質問のメール 拝啓甲斐先生 先日は丁寧な対応をしていただいて、本当にありがとうございます。 甘えついでにもう一つお聞きしてもよろしいでしょうか? (お忙しい場合は、「無理です」とするーしてください) …

ICRPのドキュメントをどう読むか

暫くICRPのことばかり議論していたので、個人的にICRPのpublication群をどう読んでいるかをメモしておきます。(別に専門家ってわけじゃなくて、1年あれらを読みながら自分なりに考えてきたことっていう程度です) ICRPの委員会は、(PDF)http://www.icrp.o…

現存被曝状況について考えていたこと。。

3月21日のICRPからの通達 http://www.u-tokyo-rad.jp/data/fukujap.pdf 放射線防護の線量基準の考え方 第22回会議の資料 4月10日 (イメージ図) http://www.nsc.go.jp/info/20110411_2.pdf 緊急時準備区域と計画的避難区域の指定 4月10日 http://www.nsc.go…

先に検討していた胎児の体内被曝に関連して、少し気になったので調査継続

ストロンチウムの係数が通常状態よりはるかに大きかったのに気が付いたためまずは基本情報 http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/8.html 経口摂取の実効線量係数は2.8×10-5 セシウム137の1.3×10-5と比べて約2倍 ただし、胎児の母親が摂取した…

胎児への被曝影響についての資料

胎児の被曝影響は 1、母親体内環境を外部ととらえて、そこからの外部被曝(子宮壁の濃度で考える) 2、胎児の体内に入ってしまった分の内部被曝 の2点らしいです。 例によって右往左往しています。まだ考察中参考資料(PDF) 国際放射線防護委員会(ICR…

サーミ人の癌の不思議

NHKの報道でやってたのは スウェーデンでガンが増えたぞ!大変だ! という件で、 これはおそらくトンデル論文 ↓ だけどトンデル論文をちゃんと読んでみると 大して増えてないのがわかる。。 微妙??な差ぐらいなもん(今中先生の参照) ←この時点で既にNHK…

花粉と吸入係数の話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000053-mai-soci 来春の花粉シーズンを前に福島県など16都県でスギ花粉に含まれる放射性セシウムの濃度調査を行っている林野庁は27日、福島県内の調査地点のうち87カ所分のデータを中間報告として公表し…

ロシャールさんの論文

Stakeholder Involvement in the Rehabilitation of Living Conditions in Contaminated Territories Affected by the Chernobyl Accident: the ETHOS Project in Belarus 「チェルノブイリ事故の影響によって汚染された地域における生活環境の回復に、ステ…

WGページにアップされた 【海外の専門家から寄せられたメッセージ】邦訳付きで親切。

http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/news_111110.html Mikhail Balonov(ミハイル・バロノフ)露サンクトペテルブルグ放射線衛生研究所教授 http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai6/Mikhai_Balonov.pdf 福島では、子どもが 2011 年 3 …

バンダジェフスキー剖検論文

彼は、1990年代の前半のセシウム汚染が激しい時期にゴメリ地区の病院の長を務めていた教授で、多くの臨床例に接しています。 その結果の論文として 1、「慢性的なCs - 137の子供の臓器での取り込み」 http://www.smw.ch/docs/pdf200x/2003/35/smw-10226.PDF コ…

FAOによるベラルーシ報告

抄訳作成予定 http://www.eastagri.org/downloads/FAO_Opportunities_Belarus.pdf

論文検索1

1、低用量セシウムの摂取で、マーカーが連動した例 ?比較的低用量でストレートに影響が出た場合 12 Neuro-inflammatory response in rats chronically exposed to (137)Cesium. Lestaevel P, Grandcolas L, Paquet F, Voisin P, Aigueperse J, Gourmelon P.…

私学サマーセミナー 今中哲二先生  2011年7月 名古屋、東海高校にて

愛知県の私学の会では、毎年3日間のサマーセミナーを開催するんですが、その期間、名古屋周辺の私学の校舎を使い、数百個の講義を無料で県内の高校生と父母その他へ提供しています。たまたま この頃よくお見かけする、京大の原子炉研究所の今中先生も呼ばれ…

欧州委員会 2011年10月 チェルノブイリの健康影響に関する最新の科学的知見及び出版物のサマリー

http://ec.europa.eu/energy/nuclear/radiation_protection/doc/publication/170.pdf 欧州委員会 放射線防護NO170チェルノブイリの健康影響に関する最近の科学的知見及び出版物 サマリーレポート Working Party on Research Implications on Health and Safe…

前の日記で書いていたラットの実験の別バージョンです。この実験では各臓器の蓄積量変化をみていました。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20539123 http://www.irsn.fr/EN/Research/publications-documentation/Aktis/envirhom/ingestion/Pages/Cs_biocin.aspx アブストラクト この実験の目的は、異なったスケジュールでのセシウム137の慢性的な取り込みによ…

バンダジェフスキー説(セシウムの慢性摂取が心臓に甚大な影響を与えている)を否定している論文

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18327657 リンク先を見てみましたが、これはラットでの実験です。 体内蓄積量が500Bq/kgになるように、6500Bq/Lのセシウム137が含まれる水を飲ませて3ヶ月間実験したものです。150Bq/dくらいの取り込みになる…

 まとめ

「セシウム蓄積濃度の閾値について、バンダジェフスキー論文から」 という検証の主旨にそってまとめると、1、アップルペクチン実験では、高濃度グループ平均122ベクレル/Kgですら、症状としての傾向がみられても、治療を要するレベルまで悪化はしていなかったこと…

ディスカッション

naka-takeさんのコメントをお待ちしていたんですが、おみえになりそうもないので、ちょっとコメントを。 1、心音 表2 から、 全体にサンプル数が少ないので、確定的なものは言えないけれど、グループ2(セシウム蓄積平均122ベクレル/Kg)におけるFunction…

 リンゴペクチン効能についての参照実験

リンゴペクチンによる、チェルノブイリの子ども達の臓器からのセシウム蓄積の減少効果 Reducing the 137Cs-load in the organism of “Chernobyl” children with apple-pectin http://www.smw.ch/docs/pdf200x/2004/01/2004-01-10223.pdf この実験の目的は、…

もう一つの論文、詳細検討続き 心音と血圧と心電図

☆心音 胸部の心音の聴診の結果は、収縮期雑音(functional systolic noise)と収縮期クリックが 第1グループで26人(83.8%)、第2グループでも26人(86.7%)の子ども達から聞こえた。 対照群では16人(48.5%)の子ども達に雑音がある。 Clean, loud tonesは…

もう一つのデータの解析 グループ別と 食事の調査

検証を試みている↓の論文には チェルノブイリの子ども達のセシウムの蓄積量と心血管の徴候と食事の関係 予備的考察:リンゴペクチンの経口摂取後の観察 http://tchernobyl.verites.free.fr/sciences/smw-Galina%20Bandazhevskaya.pdf同じメンバーの同じ数値…

IRSNによる検証

少し横道のそれますが、 2005年に当時のフランス在住のベラルーシのフランス大使が、ペクチンの効能についてIRSNに評価を要請していました。IRSNの学者たちは、それを受けて 一つの論考をまとめています。 中に、ここで扱っているいくつかの論文が査…

チェルノブイリの子ども達のセシウムの蓄積量 ー実験日の推測ともう一つのデータ

http://tchernobyl.verites.free.fr/sciences/smw-Galina%20Bandazhevskaya.pdf スイスの雑誌に掲載されたこの記事の実験は 7歳から17歳の平均12歳の子ども達94人を対象に行われているんですが、実験の施行期間が不明なため、彼らが初期被曝を受けているか否…

実験の日付のサーチ、及びリンゴペクチン関連の参照資料

http://www.chernobyl-international.org/galina.html Functional state of cardiovascular system in children, living permanently on the radiocontaminated territories http://tchernobyl.verites.free.fr/z_angl/sciences_publications/Functional_sta…

naka-takeさん提示資料の整理

論文リサーチ Cr137 慢性 = (chronic 137 cesium) http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed?term=chronic%20137%20cesium 1、低用量セシウムの摂取で、マーカーが連動した例 ①比較的低用量でストレートに影響が出た場合 12 Neuro-inflammatory response in r…

チェルノブイリの子ども達のセシウムの蓄積量と心血管の徴候と食事の関係

予備的考察:リンゴペクチンの経口摂取後の観察 G. S. Bandazhevskaya, V. B. Nesterenko, V. I. Babenko, I. V. Babenko, T. V. Yerkovich, Y. I. Bandazhevsky Institute of Radiation Safety Belrad, Minsk, Republic of Belarus http://tchernobyl.verit…