食品放射能検査について

1、食品を何で測っているか?☆精密分析← 一番細かい。ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメトリー (精度は高いが、速度と経済性が落ちる) ☆簡易分析← NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータ そこそこのラインが測れる(20Bq/Kgぐらいまでが…

早野坪倉宮崎論文を読んで

早野坪倉宮崎論文を読んでーーWBC運用へのお願い 原発事故後、愛知県から放射線への影響や、現地での対応の進展について、関心を持ち続けています。当初の関心は、農家の一員として「放射性物質はどのぐらい作物に移行するか? 放射性物質を大人、子供、妊婦…

森林影響

日本森林学会 25年3月の大会 発表要旨http://www.forestry.jp/meeting/files/%E6%A3%AE%E6%9E%97%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E8%AC%9B%E6%BC%94%E8%A6%81%E6%97%A8%E9%9B%86WEB%E7%94%A8.pdf 千葉県内の竹林における放射性セシウム濃度―千 葉県中…

震災当時、鼻血が出て心配だったというおかあさまへ、、、

色々計算してみました。 ☆震災後の鼻血は一過性か?その後も継続か?: 1、一過性の場合:物理的な原因を疑います(鼻の内部に何らかの原因で傷ーーアレルギー反応や異物) ⇒傷が治ればOK 2、継続している場合:病的な原因を疑います⇒病院へ 震災直後の鼻…

坪倉先生の熱弁

http://www.ustream.tv/recorded/23304292 第1回原子力被災者等との健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会 今朝つくったまとめ↓ http://togetter.com/li/321998 前半に神谷先生の発表があります。 参考資料 第7回福島県県民健康調査まとめ …

参考レベルについて

おそるおそる、甲斐先生に質問をしてみました 質問のメール 拝啓甲斐先生 先日は丁寧な対応をしていただいて、本当にありがとうございます。 甘えついでにもう一つお聞きしてもよろしいでしょうか? (お忙しい場合は、「無理です」とするーしてください) …

ICRPのドキュメントをどう読むか

暫くICRPのことばかり議論していたので、個人的にICRPのpublication群をどう読んでいるかをメモしておきます。(別に専門家ってわけじゃなくて、1年あれらを読みながら自分なりに考えてきたことっていう程度です) ICRPの委員会は、(PDF)http://www.icrp.o…

現存被曝状況について考えていたこと。。

3月21日のICRPからの通達 http://www.u-tokyo-rad.jp/data/fukujap.pdf 放射線防護の線量基準の考え方 第22回会議の資料 4月10日 (イメージ図) http://www.nsc.go.jp/info/20110411_2.pdf 緊急時準備区域と計画的避難区域の指定 4月10日 http://www.nsc.go…

甲斐先生拝啓 (中略) 問い合わせは、3月4月の甲状腺スクリーニングについてです。 数日前、放出量の訂正がなされてから、ツイッター上で私の周辺では議論が少し起きていました。 今回の議論のメインは、 「放出量推定が増えたとしても実測値としてのスク…

農業及び土壌の放射能汚染対策技術国際研究シンポジウム http://togetter.com/li/269662【メモ】農業及び土壌の放射能汚染対策技術国際研究シンポジウム での発表資料の概要一覧 http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/symposium/index2.htm (1)「福島第一…

【講演資料】エフゲーニア・ステーバーノブナ教授「チェルノブイリと小児疾患」 http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2012/04/blog-post_14.html 【講演資料】ミハイル・V・マリコ博士「チェルノブイリと広島・長崎」 http://besobernow-yuima.blogspot.jp/…

http://t.co/2HlI74qC について、、 leaf_parsley 2012/03/10 06:30:01 Content from Twitter 甲状腺被曝、最高87ミリシーベルト 50ミリ超も5人 東京電力福島第一原発事故で、放射性ヨウ素によって甲状腺に90ミリシーベルト近い被曝(ひばく)をして…

ダイアログミーティングより

伊達市で2月25、26日に行われたICRP主催のダイアログミーティングには、福島のエートスという名前で活動中のメンバーが数多く参加していました。 メインの安東さんと一緒に参加された京都女子大の水野先生のおふたりは、ミーティング外でもICRP側のメインだ…

ダイアログミーティング2日目

2012年2月25日、26日の両日に伊達市でICRP主催のダイアログミーティングが開催されました。おもにfukuwhitecatさんがツイッターで流してくださったまとめです。 一日目 http://togetter.com/li/263347 http://togetter.com/li/263324 (予備)途中の感想 http://t…

ダイアログミーティング1日目

2012年2月25日、26日の両日に伊達市でICRP主催のダイアログミーティングが開催されました。おもにfukuwhitecatさんがツイッターで流してくださったまとめです。 一日目 http://togetter.com/li/263347 http://togetter.com/li/263324 (予備) 途中の感想 http://…

南相馬の内部被曝計算 http://www.city.minamisoma.lg.jp/mpsdata/web/5611/naibuhibakunosuii.pdf まず前提として、1回目の検査を180日目 2回目の検査を270日目と仮においてみる(そもそもここがわからないと近い数字は絶対に出ないので、あくまで仮置き) …

放射性ヨウ素の呼吸時の等価係数による内部被曝の計算編集する2011年05月23日22:26 ええといくつか方法があるらしいんだけど、どうも整合がとれてないので一つづつやってみますね。 3月23日のつくばのデータです ほとんどヨウ素131ばかりの日です。 (この日…

福島の健康調査 http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240125shiryou.pdf福島の内部被曝 http://mainichi.jp/select/science/news/20120205k0000m040096000c.html 内部被ばく:「検出できず」6割 南相馬市立病院が調査 ※11月5日現在の換算値。…

胎児の被曝リスクについて、ICRPpub90Annals of the ICRP ICRP PUBLICATION 90 Biological Effects after Prenatal Irradiation (Embryo and Fetus) http://www.uclimaging.be/ecampus/rpr/rpr_2009/rpr2002_2009_effects_of_irradiation_in_utero.pdf まあ…

先に検討していた胎児の体内被曝に関連して、少し気になったので調査継続

ストロンチウムの係数が通常状態よりはるかに大きかったのに気が付いたためまずは基本情報 http://cnic.jp/modules/radioactivity/index.php/8.html 経口摂取の実効線量係数は2.8×10-5 セシウム137の1.3×10-5と比べて約2倍 ただし、胎児の母親が摂取した…

胎児への被曝影響についての資料

胎児の被曝影響は 1、母親体内環境を外部ととらえて、そこからの外部被曝(子宮壁の濃度で考える) 2、胎児の体内に入ってしまった分の内部被曝 の2点らしいです。 例によって右往左往しています。まだ考察中参考資料(PDF) 国際放射線防護委員会(ICR…

サーミ人の癌の不思議

NHKの報道でやってたのは スウェーデンでガンが増えたぞ!大変だ! という件で、 これはおそらくトンデル論文 ↓ だけどトンデル論文をちゃんと読んでみると 大して増えてないのがわかる。。 微妙??な差ぐらいなもん(今中先生の参照) ←この時点で既にNHK…

花粉と吸入係数の話

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111227-00000053-mai-soci 来春の花粉シーズンを前に福島県など16都県でスギ花粉に含まれる放射性セシウムの濃度調査を行っている林野庁は27日、福島県内の調査地点のうち87カ所分のデータを中間報告として公表し…

詩 年越しの夢

「年越しの夢」 天井から御婦人方が降りてきて綾取りを始めた あれよ、あれよという間に8畳の部屋は妙齢の美しい御婦人方 で占領されてしまい私は急いで起き上がって正座した そんな部屋の主の事など全くおかまいなく、 御婦人方はにこにこと複雑な綾取りを…

ロシャールさんの論文

Stakeholder Involvement in the Rehabilitation of Living Conditions in Contaminated Territories Affected by the Chernobyl Accident: the ETHOS Project in Belarus 「チェルノブイリ事故の影響によって汚染された地域における生活環境の回復に、ステ…

WGページにアップされた 【海外の専門家から寄せられたメッセージ】邦訳付きで親切。

http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/news_111110.html Mikhail Balonov(ミハイル・バロノフ)露サンクトペテルブルグ放射線衛生研究所教授 http://www.cas.go.jp/jp/genpatsujiko/info/twg/dai6/Mikhai_Balonov.pdf 福島では、子どもが 2011 年 3 …

バンダジェフスキー剖検論文

彼は、1990年代の前半のセシウム汚染が激しい時期にゴメリ地区の病院の長を務めていた教授で、多くの臨床例に接しています。 その結果の論文として 1、「慢性的なCs - 137の子供の臓器での取り込み」 http://www.smw.ch/docs/pdf200x/2003/35/smw-10226.PDF コ…

FAOによるベラルーシ報告

抄訳作成予定 http://www.eastagri.org/downloads/FAO_Opportunities_Belarus.pdf

論文検索1

1、低用量セシウムの摂取で、マーカーが連動した例 ?比較的低用量でストレートに影響が出た場合 12 Neuro-inflammatory response in rats chronically exposed to (137)Cesium. Lestaevel P, Grandcolas L, Paquet F, Voisin P, Aigueperse J, Gourmelon P.…

私学サマーセミナー 今中哲二先生  2011年7月 名古屋、東海高校にて

愛知県の私学の会では、毎年3日間のサマーセミナーを開催するんですが、その期間、名古屋周辺の私学の校舎を使い、数百個の講義を無料で県内の高校生と父母その他へ提供しています。たまたま この頃よくお見かけする、京大の原子炉研究所の今中先生も呼ばれ…