2007-01-01から1年間の記事一覧

香港製文学の挑戦

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【JanJan】【香港IPS=アントアネタ・ベツロヴァ、12月20日】2007/12/29 最近、文学の新しい発信基地としての香港に注目が集まっている。 これまでは、英語圏の大出版社が世界の出版市場を取り仕切り、非英語圏の作家が世界でデビューすることは容易では…

原爆詩集に英語版 核保有国の図書館などへ寄贈

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【asahi.com]2007年12月28日 峠三吉や栗原貞子らの被爆詩人と戦後生まれの詩人らの計181人の217編を集め、今夏刊行された「原爆詩一八一人集」の英語版が完成した。編者や翻訳者は人脈をたどり、ノーベル賞受賞者・団体や映画監督、各国の詩人・ジャー…

峯田和伸らが参加した友部正人監修の朗読会がDVD化

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【ナタリー】2007年12月28日 15:48 友部正人プロデュースによる、ミュージシャンと詩人による自作詩の朗読会「no media」がDVD化。「LIVE! no media 2006 草原編」と題して2008年2月1日にリリースされることが決定した。本作には2006年2月に横浜の倉庫ギャラリー…

「赤色エレジー」から漱石作品漫画化まで 林静一展

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【asahi.com】2007年12月26日15時14分 漫画「赤色エレジー」などで有名な林静一のデビュー40年記念の個展が東京・八王子市夢美術館で開催中だ。 「赤色エレジー」は、70年から雑誌「ガロ」に連載された。あがた森魚の歌もヒットするなど、同棲(どうせい…

台湾・陳政権の「踊るスポークスマン」が大人気

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【asahi.com】2007年12月26日18時33分 立法院(国会)選挙を1月12日に控える台湾で、民進党政権のスポークスマン、謝志偉・新聞局長(閣僚級)が自作のラップを武器に選挙応援に大活躍している。連日のように選挙集会に呼ばれ、陳水扁(チェン・ショイピ…

2167人が作詞!平原綾香が宇宙飛行士に捧ぐシングル

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【ナタリー】2007年12月26日 22:50 1 なお、平原綾香は2008年1月22日と23日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて開催される「Hankyu san bangai presents Dream Live 2008」に出演。当日は彼女のほかピーボー・ブライソン、hiro、K、別所哲也が登…

岸本さん(日南)最高賞 山頭火全国自由律俳句大会

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【日本海新聞】ローカルニュース 2007/12/27 鳥取県日南町茶屋の岸本寿山人(本名・久寿)さん(87)が、第二十八回山頭火全国自由律俳句大会(山頭火ふるさと会主催)でグランプリの山頭火賞に選ばれた。受賞句は「月から生まれて私になった影が歩く」−。美…

マッチが燃え尽きるまで

ランダム係数で導き出された値を灰青色の明度に代入すると コペンハーゲンブルーからグレーまで アフリカ模様を織り上げていった

ホスト演歌♪「一円の薔薇」

こっそり隠した僕の薔薇 たった一輪、そっと、そっと 誰も知らない 茶色の葉かげ 純白の花 きつい刺で覆われて 冬枯れの白い庭園 茶色い刺のからんだアーチが 訪れる人をきっぱり阻む 知らずに歩かないでくれ 嘘の嘘の中に隠した僕の庭園を 知らずに触らない…

西瓜

96だった大叔父が暑さに耐えかねてとうとう往生したのが3年前の8月4日。 「もうちょっと前にいってくれりゃあ、初盆も今年すまかいたのに」と、葬式と三日七日と盆と忌明けがごちゃごちゃにきちまった夏に大叔母がこぼしてたのを思いだす。 喪服は暑く…

街角には、白い柱が一本立てられている。象牙の色のなめらかな小さな突起に覆われ、大人が手を回しても少し届かない程度に太く、もたれるのにちょうどいいへこみがいくつもあった。 手を触れると人によっては柱の中へ消えてしまうことがあった。身につけてい…

♪シャンソン

広い囲いの真ん中で きりんが首をかしげたの ねえ、あなたの顔は━を向いてる あたしのお腹はからっぽ きゅうきゅうと空腹の音が 空に響いて ライオンがもらい泣き ねえ、あなたの顔は━を向いてる 抱きうさぎを抱いてみてよ ふるふるとふるえて ぴくぴくと鼻…

メガホンをくわえたからす

ぎざぎざの空 柔らかなゴムでつながった ビルと車 自転車に乗った悪人と善人 いっぱいになっても まだ注ぎ続けられて あふれる あふれた 泣き笑い

人・三角みづ紀、インタビュー

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詩 日本文学 評論【Kersol recommends】 「言葉という武器に愛を添えて」 2004年、三角みづ紀は第一詩集「オウバアキル」で鮮烈なデビューを飾る。当時まだ23歳という若さでありながら、同年すでに「第42回現代詩手帖賞」を受賞するなどして注目を集めたが、…

田道太郎氏死去 京都大名誉教授 仏文学者

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【京都新聞】12月4日 フランス文学や現代風俗の研究で知られる京都大名誉教授の多田道太郎(ただ・みちたろう)氏が2日午前10時、 城陽市内の病院で死去した。83歳だった。京都市出身。自宅は公表していない。葬儀・告別式は6日午前11時から、 自宅…

ンダにサンタクロースは来ない

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【asahi.com 世界のうち】2007年12月05日 オランダ・蛭田伊吹 クリスマスを楽しみマス オランダのクリスマスにはサンタクロースがやって来ない。じゃあ、子どもたちの夢はどうなるの? プレゼントは?いえいえ、ご心配なかれ! オランダでは、聖ニコラス祭の…

やなせたかし 再び投稿詩誌:

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【asahi.com】2007年12月05日11時44分 たてばシャックリ/すわればバタン(略)老化現象はげしくて/無理な仕事はおことわり/なのになぜまた責任編集〉 画家やなせたかしさん(88)のこんな詩を巻頭に掲げて、季刊「詩とファンタジー 投稿詩とイラストレ…

根の国

どこまでものびる根に絡み取られて骸が溶ける けっして混ざりあうことのなかったいずれの骸もへだてなく 地上にあった輪郭も 根の国の薄暗いぬくみの中に薄れ あなたもあたしもない黄泉比良坂のなだらかな坂を あなたもあたしもなくしながら下り降り 言葉は…

小僧のピアノ

びっこをひいたトルコの兵隊 かがやく行進、チューリップ どん ぱっぱっぱ どん ぱっぱっ まちがえちゃっだめ まちがえちゃだめ まちがえちゃだめったら まちがえちゃだめ よろめく行進 なぜだか だんだん だんだん だんだん だんだん だんだん はやくなって…

るりいろのらっぱ

るりいろのらっぱ かんつばきのクラリネット ハコベのほるん 天帝さまの庭園オーケストラで 演奏するのは オヤスミ中の春の風 灰色雲の帽子とマフラー 抜ける青色 しばれる空気 はあふう、ひいふう 息が白いよ はあふう、ひいふう 雪が重いよ

エコロジーエレジー

ペットボトルはリサイクル ペットボトルはリサイクル ペットボトルはリサイクル ペットボトルはリサイクル(蓋ははずすんだよ、あんちゃん) 生ゴミはコンポスト ビニール洗って分別ゴミ 牛乳パックも洗って干して カーテン屋の端切れのチェック 給食袋にラ…

あぁぁ焼き鳥 きっと焼き鳥

こんがり焼けるけむりの下で ぼんぼちねぎまの熱いほおずり つくねかわいや かわいやつくね つづく玉道 こがねに丸い 塩かしょうゆかはたまたたれか 迷うもうれしや 炭火の前で 皮にレバーに わかどりももよ たまる串数 財布を知らず ホッピー片手に亭主にた…

ポエト

2分の1に分割された魂 15億9千4百3分の1に砕かれた欠片を 3億の嘴がひとつひとつ祈りをこめて 立ち昇る紫煙は清々しいあるいは 鼻の曲がるような香りを 路上に放置されている犬の轢死体 這いだした蟻はかつてあった唄を大声で 少年は 自分の魂の半…

タリバン政権下の女性の悲しみうたった詩人、死後も高まる評価

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2007年11月12日 09:39 発信地:カブール/アフガニスタン 【11月12日 AFP】アフガニスタン西部の都市へラート(Herat)の自宅で、Nadia Anjuman(享年25歳)の遺体を警察が発見したのは2年前。Anjumanは、アフガニスタンの女性であることの悲惨さをうたった辛…

こたえ

どうしてだろうと 口に出すときには もう 半分ぐらい答えを知っているのだ ただ、 その答えがあんまり泣けるので 海辺の砂地にまぎれてしまえばいいのにと 思うのだ 船虫がきっと食べてくれるだろうと 思うのだ 黄色い花が咲いてくれればいいのにと 思うのだ

書評【エッセー「腹黒志願」渡邊十絲子 ポプラ社】

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【ゲンダイネット ホットインタビュー】2007年11月10日 掲載 現代詩人の“生態”をつづって話題 渡邊十絲子さんに聞く 「私、詩人です、と自己紹介するだけで、絶滅危惧種扱いされかねません」 現代詩人の渡邊十絲子が自らを語ったエッセー「腹黒志願」(ポプラ社 16…

詩と講談を楽しめるライブ! 「ケッコン(仮)面」

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【エキサイト コネタ】 2007年11月14日 10時00分 詩人・桑原滝弥さんと講談師・神田京子さんの2人ライブ「結婚披露特別ライブ♪ケッコン(仮)面」 2人ライブのタイトルは「結婚披露特別ライブ♪ケッコン(仮)面」。ポスターを見ると、紋付き袴の 桑原さんと白無…

新訳百人一首 いにしえの感性 英文に

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【産経ニュース】2007.11.13 ピーター・マクミラン杏林大教授 これまでもたびたび英訳されてきた「小倉百人一首」の新訳が来月、米国コロンビア大学出版局から刊行される。 訳者はアイルランド人のピーター・マクミランさん(48)。杏林大学外国語学部の教…

【書評】『ニッポンの「兵士」たち』三島正著

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【産経ニュース】2007.11.11 1 ■写真と文で「自衛隊を巡る旅」 自衛隊と自衛官をモチーフとした「詩」に触れたのは初めてだった。もっとも、写真家である著者は 「詩集」を意図したわけではなく、「知られざる自衛隊員たちの素顔」を「写文集」として紹介し…

ドンコ舟120隻ゆらり、白秋祭パレード 柳川

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【asahi.com】2007年11月02日 詩人の北原白秋(1885〜1942)をしのぶ「第55回白秋祭」水上パレードが1日夜、 白秋の生まれ故郷の福岡県柳川市で開幕した。約120隻のドンコ舟に観光客ら約1800人が乗り込み、あんどんをともして約4キロの掘…