神戸新聞文芸最優秀賞

神戸新聞】(1/27 10:12)
 読者投稿欄「神戸新聞文芸」の詩歌部門の二〇〇七年最優秀賞表彰式が二十六日、神戸市中央区雲井通七の神戸新聞文化センターであった。毎年表彰式を行う散文部門と同様に、詩歌部門の投稿者にも交流の場を設けるため初めて開催した。受賞者は、詩=岬美郷さん(神戸市須磨区)▽短歌=美咲ハルさん(同市中央区)一木仁奈さん(芦屋市)▽俳句=滝本冨美子さん(加古川市)平手礼子さん(姫路市)▽川柳=松下弘美さん(神戸市垂水区)の六人。 前年の小説部門に続いて連続受賞となった松下さんは「川柳や俳句を作るにも、一編の小説と同じくらい時間と労力がかかる。苦しいが受賞を励みに書き続けたい」とあいさつした。 「選者を囲む会」には約四十人が参加。詩人安水稔和さん、歌人米口實さん、俳人山田弘子さん、伊丹三樹彦さん、伊丹公子さん、川柳作家渡辺美輪さんの各部門選者が勢ぞろいし、選考の裏話や創作のヒントについて話した。(平松正子)
http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0000815232.shtml