詩人三石勝五郎の未発表作品を有志が出版

信濃毎日新聞】1月27日(日)
 佐久市入沢出身で各地を流浪した詩人、三石勝五郎(1888−1976年)の未発表詩歌・散文をまとめた「三石勝五郎未刊作品選集」をこのほど、地元の「三石勝五郎翁を語る会」が出版した。4年前に生家から見つかった膨大な遺稿を整理し、詩約1000編、散文約100編を選定。「信州が誇る世界随一の多作詩人」とうたい、「地域で再評価するきっかけになれば」と期待している。

 選集は▽明治・大正▽昭和前期▽昭和後期−の3巻計929ページ。「明治・大正」では、15歳の勝五郎が同級生との無銭旅行について記した長編「夏の旅」や、妻きくさんとの出会いを題材にした小説「八幡の森」などを収めた。

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以下サイト参照
A5判。3巻セット6000円、1冊2000円でも販売する。問い合わせは語る会東京事務局(電話042・471・0482)へ。
http://www.shinmai.co.jp/news/20080127/KT080125GAI090052000022.htm