「悪意って匂うねんよ。くさいくさい、生ぐさい。」

って鼻をつまみながら
ほらね って口から出てきた魚をみせてくよる。
魚屋の店先で一日たっちゃったような鯖で目があかい。

「こういんは、ちょと醤油につけてやな
から揚げにして食べてしまえばええんよ。」

と、てきぱきと料理って食べてしもうた。