高山の「はたちの思い一行詩」最優秀に3作品

【読売新聞】(2008年1月11日 )
 高山市教委は、はたちの決意や夢などを一行の詩に託した「はたちの思い 一行詩」の最優秀賞に、今井絵理花さん(同市西之一色町)、清水真愛美さん(同市馬場町)、坂本ともみさん(同市山口町)の3作品を選んだ。
 今井さんは「立派な大人、いい大人なんて分からないけど私はお父さんとお母さんのような大人になりたいと思う」と両親を慕う気持ちを表現した。清水さんは「『いってらっしゃい』温かい掌(てのひら)で背中をポン。優しい笑顔で『お帰り』それに感謝できた時、頑張れる私がいた」と家族の温かさを紹介した。坂本さんは「苦しいよ。選んだ道をいつも後悔する日々だけど『今の努力の分だけ救われる』という言葉を信じ頑張るから」と、大人の自覚を語った。 市教委では、市内の新成人1021人を対象に、50字以内の一行詩を募集。応募された378点から41点の入賞を決めた。「親子のきずなや明るい未来が感じられる点が審査員に評価された」としている。
 作品は11日まで市役所ロビーで展示されている。3人は各地区で開かれる「高山市新成人を祝うつどい」で表彰される。
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gifu/news/20080110-OYT8T00531.htm