朗読で近県会員が交流 山梨県詩人会が甲府で「ゼミナール」

山梨日日新聞】2007年04月15日(日)
県詩人会(笠井忠文会長)と日本現代詩人会(安藤元雄会長)は十四日、甲府・ベルクラシック
甲府で「現代詩ゼミナール〈東日本〉山梨」を開いた。日本現代詩人会が各地の詩人会と共催で
開く交流会で、県内では初めて。
 日本現代詩人会、関東近県の詩人会、山梨県詩人会メンバーら約百二十人が出席。安藤会長が
「東日本の詩作が盛んになってきた。にぎやかな会にしたい」とあいさつ。笠井会長が「他県か
ら刺激を受けることで詩業に磨きを掛けたい」と初開催を祝した。
 ゼミナールでは近藤信行県立文学館長が「山と詩人たち」と題して講演したほか、清水えみ子
さんが薩摩琵琶弾き語りを披露。大河ドラマ風林火山」にちなみ、新潟、長野、静岡、山梨各
県の詩人会会員が自作詩を朗読した。懇親会も開き、交流を深めた。
 十五日には、県詩人会が甲府市総合市民会館で開いている山梨の詩画展や県立博物館を巡る文学散歩を行う。
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