「スティッカムTV」を開始  詩の朗読も ETT、「Stickam」ユーザーによる企画/制作の番組「スティッカムTV」を開始

【Venture Now】2007/04/10 20:55
株式会社E-Times Technologies(以下ETT、本社:東京都港区、代表:中尾明一郎)は4月5日より、
ライブストリーミングによる双方向コミュニケーションサービス「Stickam Japan!」にて、ユーザー
自身が企画/制作した番組を配信するオンラインTVプログラム「スティッカムTV」の公開を開始した。
 「Stickam Japan!」は、ETTが「Stickam.com」を運営するAdvanced Video Communications, Inc.
(以下AVC、本社:米国ロサンゼルス、代表:岸岡秀樹)と業務提携し、2006年9月22日より開始した
日本向けサイト。ライブ中継/動画/写真/音楽などのメディアを介してユーザー同士を結ぶソーシ
ャルメディアサービス。ライブストリーミング可能なブログパーツも提供しており、サンマイクロ
ステム社/アドビ社との技術提携によりシステムを構築。「Stickam Japan!」2007年4月現在のユーザ
ー数は約2万人/1日あたり約18万PV。会員登録/サービス利用は無料だが、14歳以上が登録条件とな
っている。2006年10月3日には携帯向けに「Stickam Mobile」β版も開始している。
 今回新たに開設されたオンラインTVプログラム「スティッカムTV」は、ユーザー自身が企画/制作し
た動画コンテンツを、TVプログラム形式で配信するサービス。当初の応募方法は、ユーザー自身のマイ
ページに動画コンテンツをアップロードし、ETTのサポートメール宛てに応募の旨を連絡する方式。放送
時間は1〜2時間程度が主となり、内容についてはETTが公序良俗著作権などの事前チェックを行う。
 「Stickam Japan!」内では最近、ユーザー/コンテンツに関して音楽色が強まっている様子で、こうし
た傾向について同社は、「特に弊社が率先、誘導して音楽色を強めたわけではなく、ネット上で影響力の
あるユーザーの方を中心に次第に現在の形になった様子。弊社としては決して戦略的に音楽系に特化する
のではなく、詩の朗読から演劇、イベント実況中継などバラエティ豊かなジャンルを提供していく方針」
と話す。