同人詩誌24年かけ70号 清水区の高橋さん

http://www.shizushin.com/local_central/20070407000000000036.htm
静岡市清水区二の丸町の高橋絹代さんが編集、発行している同人詩誌「くれっしえんど」が70号を突破した。
年3回の発行を続け、24年目の快挙。高橋さんは「詩誌は誰にも邪魔されず
に自分の世界が表現できる。皆さんのやる気がある以上は続けたい」と意気込
む。 詩誌は詩が好きな人のための練習の場として高橋さんら3人で製作を始めた。
次第に校閲や編集など製作業務は高橋さん1人の役割になったが、「作った以上は続けよう」と長年継続してきた。
 現在、寄稿の中心は清水区内のほか、藤枝市や愛知県などに住む7人。
ことし1冊目の70号記念号は高橋さんと親交のある台湾の詩人陳千武さんら
3人も詩を寄せた。高橋さんの「弥生の月」をはじめ、「幸福」や「母を恋う
」「水のままに」など思い思いの詩がつづられている。
 詩誌の販売はしていないが、毎回、製作した約250冊を詩の団体や新聞社
、図書館などに送っている。高橋さんは「詩誌を通してたくさんの人と知り
合えた。これからは若い感性も重要。若者などにも参加してもらいたい」と話
した。