白秋しのんで「帰去来」合唱 柳川市で式典

【西日本新聞朝刊】2007/11/03
　柳川市出身の国民的詩人、北原白秋（１８８５‐１９４２）の命日にあたる２日、同市矢留本町の白秋詩碑苑で白秋祭式典があり、関係者ら約２００人が故人をしのんだ。 　式典では、白秋が望郷の思いを詠んだ「帰去来」を刻んだ詩碑に、石田宝蔵・柳川市長らが献酒。今年の白秋献詞で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した宮城県登米市立中津山小５年の千葉颯一朗（そういちろう）さん（１１）が受賞作「おばあさん達のお茶飲み」を披露した。 　白秋の母校矢留小の６年生４０人が、詩碑前で「砂山」「この道」を合唱。最後に出席者全員で「帰去来」を歌い上げた。白秋祭は３日まで。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20071103/20071103_010.shtml