自費出版のトラブル急増、「いい作品」と持ち上げ勧誘

【日経NET】 
 自分で書いた詩や小説などの「自費出版」に関するトラブルの相談が今年4―9月で130件に上り、前年同期比で倍増していることが9日、国民生活センターの調べでわかった。高齢者からの相談が目立ち、被害額も平均132万円と高額なのが特徴だ。作品の出来を持ち上げて自費出版を勧めたにもかかわらず、実際に出版されなかったりするという。
 団塊の世代の大量退職で老後に自費出版を考える人が増える可能性もあり、同センターは「褒められても安易に契約せず冷静に考えてほしい」と呼びかけている。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20071110AT1G0902809112007.html