長友さん2部門で1席 みやざき文学賞

西日本新聞朝刊】10月14日
長友さん2部門で1席 みやざき文学賞 応募総数619点
 県芸術文化協会は、第10回みやざき文学賞を発表した。応募総数は619点で、このうち小説、随筆など6部門で計48点が入賞した。詩と短歌の2部門で、 清武町の教諭長友聖次さん(54)が同賞で初めての複数部門で1席となった。
 みやざき文学賞は県民から作品を公募することで、県内の文学活動を充実、発展させることを目的に実施。今年の応募作品のうち、部門別では「短歌」が 最も多い176点。応募者の年齢は6歳から93歳で、60代以上が半数を占めた。  入賞作品は来年1月に作品集として出版され、同月26日に宮崎市内で表彰式が開かれる。

 6部門の1席は次の通り。(敬称略。年齢は応募当時、住所、職業の順)
小説「天使の梯子(はしご)‐あるメルヘン」=佐藤愁生(しゅうせい)(52)、都城市、教諭▽随筆「聞香(ききこう)(垂涎(すいぜん)の香(こう)蘭奢待(らんじゃたい))」 =岩尾アヤ子(82)、宮崎市、無職▽詩「カタツムリになりたい」=長友聖次▽短歌「卒業」=長友聖次▽俳句「送り盆」=仲元新(72)、宮崎市、無職▽川柳「失楽園」=荒砂和彦(61)、延岡市、無職。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/miyazaki/20071014/20071014_001.shtml