スティング、米音楽誌が選ぶ「最悪の歌詞」でトップに

asahi.com】2007年10月09日
 10月8日、スティングが米音楽誌の選ぶ「最悪の歌詞」でトップに選ばれた。写真は9月にバルセロナで撮影(2007年 ロイター/Albert Gea)
 [ロサンゼルス 8日 ロイター] 米音楽誌ブレンダーが発表した「最悪の歌詞」に、英シンガーのスティングが選ばれた。「多大な尊大さとくどい精神性」が理由としている。  この調査は、来週発行予定の同誌11月号に掲載される。2位はカナダバンド「ラッシュ」のドラム担当ニール・パート、3位は米バンド「クリード」のボーカルだったスコット・スタップ、4位は英バンド「オアシス」のノエル・ギャラガーとなった。 同誌はスティングの歌詞について、ポリス時代の曲「高校教師(Don't Stand So Close to Me)」でロシアの作家ウラジミール・ナボコフを引き合いに出し、「セット・ゼム・フリー(If You Love Someone Set Them Free)」ではボルボのバンパーのステッカーを引用、そのほかにも英詩人のチョーサーやシェークスピアの作品を拝借した、などと指摘している。
 スティングは現在、ポリスの再結成ツアーでベルギーに滞在中。スポークスマンからのコメントは得られていない。
http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200710090065.html