キューバ音楽の「今」を聴く。

【プレスリリース】2007年04月12日
JJazz.Netが特集番組『CUBA -in&out-』開始。
激動の歴史の中で肥沃な音楽を育む国、キューバ共和国。この国の生んだアーティストが今、世界
各地で活躍している。外国に居を移す道を選ぶ者、国内に留まる道を選ぶ者など、アーティストの
活動の場はそれぞれだ。「最もリアルなキューバ」を聴く特集番組を、JJazz.Netが放送開始した。
カリブ海の真珠、カリブの赤い島と称されるキューバ共和国。スペインによる植民地化、アメリ
との緊張関係、フィデル・カストロといった歴史/社会的な側面には、どこか物々しいイメージがあ
る。その一方で、スペインとアフリカの入り交じった独特の音楽を育む、音楽的に肥沃な土地でも
ある。代表的なルンバを始め、アメリカからのジャズ、ヨーロッパからのクラシック等様々なエッセ
ンスを消化する、強靭な音楽の国と言っていい。
社会主義国であることから、海外との交流に規制のあるキューバ共和国。そこで生まれたミュージシ
ャンたちが選ぶ道はそれぞれだ。国内に留まって活動を続ける者もいれば、外国に居を移す者もいる。
前者の中には、来月初の来日を果たすテルマリーがいる。テルマリーは、まるで詩を読むかのように
クールなラップを繰り広げるその個性で今、国内外から注目を集める女性アーティストだ。
テルマリーの来日を記念して組まれたJJazz.Netの特集番組『CUBA -in&out-』には、キューバ国内で
活動を続けるテルマリーや、スペインに居を移したピアニストOMAR SOSA/オマール・ソーサ、NYで
活躍するペドロ・マルティネスらが登場。キューバが生んだ音楽家たちの、それぞれの「今」に触れる
ことで、根底で通じ合う「キューバ音楽の魅力」を感じてみてはどうだろうか。特集番組『CUBA -
in&out-』は、5月上旬までの無料放送。
ttp://www.pronweb.tv/release.html?00d414b6