2030年 2月1日 ○日報朝刊

[海中海上住居網実用実験開始]
増加しつつある海抜0以下地域を必死の堤防で守ってきた政府は、このたび
水中、水上での生活を模索する実験を開始することになった。
実験の母体になるフロート網住居は NASA宇宙開発事業団との連携のもと、
水圧、防水、台風被害などあらゆる状況を想定して作られたもので、海上のみならず、
海中へ長時間潜ることが可能となっている。
第一次の実験移住者として全国から選別された500世帯の家族が笑顔で乗り込んでいった。
彼らは実際に1年間をフロート住居で暮らし、生活にあたって発生する問題点を洗い出すことになる。
同時に住居網の拡大整備作業にもあたる予定だ。


[太陽光発電設置家庭に減税]
5%減税開始、太陽光発電マンション住人にも適用。


[経済]
石炭関連企業、一気に大卒者就職希望ランキングトップにおどりでる。
夕張市5年後には積年の財政赤字を解消の見込み。


[生活]
水没による水質汚染被害拡大 
深刻化するトリクロロエチレン被害。近海魚、突然変異か?


[教育現場で今]
UVカットヘルメット全国の小学校へ無料配布 UVカットサングラス装備


[ワールド]
水没難民増加 餓死を待つボートピープルズに携帯用海水濾過袋を散布。


[特集] 
高速道路に風車が回る
すでに見慣れた風景となった高速道路を縁取る風力発電風車の列。
今年で風力発電送電比率が ついに全電気総量の20%を超える見通しだ。