2chに最初に書いた詩

駅を出たところで、中年の親父に1万円札を手に握らされた。
ほとんど半泣き状態になっていて、
「これでナンカ美味しいモンでもかいんさい」
って言いながら、べろんべろんに酔ってた。
高校の制服着てて、時間もそう遅くないのに、何故この親父は?
不思議だったが、何故だか哀れを誘う。
あとあと、ああいう親父だったら、売ってもいいかななんて思ったりした。
貧相で、禿げがはいってて、メガネもかけてて、酒臭い。
どこどうとっても見るところはないんだけど、その表情がいかにも悲しい。
きっと、娘さんがあるんだろな、余程傷ついたに違いない、なんて思った。

よく、売りに出るって事を考える。
男ってな何が欲しいのかな?一時の夢?ちょっとした身の上話?擬似恋愛?
若い女なら何でもいい?慰安?
少々、磨きこんで、服を着替える。黒のブラウスを着てみて、白いのに変える。
結局、高校生に期待するのは、無垢なイメージなんじゃないかと思う。

黒より白、
化粧より軽いリップクリーム
タイツより、ハイソックス
パツ金よりストレートの黒髪
胸ボタンは1つまで、
香水よりシャンプー
高い付加価値? スプーン一杯の清純さ


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