県民演劇 第3弾は「MIYAZAWA」

東奥日報】2007年4月17日(火)
県立美術館などが主催する県民参加型演劇の第三弾「MIYAZAWA」の制作発表が十六日、八戸市公会堂で行われ、公演の概要や出演者オーディションの要項が発表された。宮沢賢治の童話や詩の世界を題材とし、六月三十日、七月一日に同公会堂文化ホール(八戸市公民館)、同七、八日に青森市の県立美術館で開催する。 公演では、宮沢賢治の宇宙観や死生観を現代の世界と対比させ、現代人に欠落している「自然との共生感覚」をダンスと演劇で浮き彫りにする。作・演出は、長谷川孝治県立美術館舞台芸術総監督。
 キャストは、オーディションで選抜された県民約十五人のほか、演出家の指名によるプロの俳優・ダンサーら計三十人程度。主演は、八戸市の男性アマチュア劇団員を予定している。 応募資格は、県内在住の高校生以上で、年齢、性別、演劇経験の有無は問わない。 全公演に参加でき、八戸市で行うけいこに通えることが条件。けいこに通えれば、岩手県北在住でも構わない。 五月五、六日に八戸市三日町のエスタシオンでオーディションを兼ねたワークショップを行う。応募締め切りは五月三日。問い合わせは、県立美術館内の県民参加型演劇制作実行委員会(電話017-783-5243)へ。
ttp://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2007/20070417135258.asp