今年度の日本芸術院賞、作家・三木卓さんら10人に

【読売新聞】2007年3月23日
日本芸術院三浦朱門院長)は23日、芸術活動で功績があった人に贈る今年度の日本芸術院賞に、作家の三木卓さんら10人を選んだ。
三木さんと書家の池田桂鳳さん、声楽家の栗林義信さんには、恩賜賞も贈られる。授賞式は6月18日、東京・上野の日本芸術院会館で行われる。
受賞者と対象作品などは次の通り。(敬称略)土屋礼一(61)=日本画日展出品作「軍鶏(しゃも)」▽大津英敏(63)=洋画。独立展出品作「朝陽巴里」▽瀬戸剛(62)=彫塑。日展出品作「エチュード」▽森野泰明(73)=工芸。同「大地」▽池田桂鳳(本名・池田脩)(72)=書。同「三諸」▽三木卓(本名・冨田三樹)(71)=小説・詩・児童文学。文学の諸分野での長年の業績▽栗林義信(73)=洋楽(声楽)。オペラ界での活躍と長年の功績▽唯是震一(83)=邦楽(箏曲)。国内外での箏曲演奏と作曲家としての実績、後進の育成▽山本東次郎(69)=邦楽(能楽)。能楽の発展に尽くした功績▽五世中村翫雀(かんじゃく)(本名・林智太郎)(48)=演劇(歌舞伎)。歌舞伎俳優としての活躍
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070323i113.htm